母乳を運ぶ母親

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低出生体重児

私は、先日女の子を出産しました。赤ちゃんの出産時の体重は、2000g以下と小さく、低修正体重児として産まれました。

私が出産した都内の病院は、体重2300g以上が赤ちゃん退院の基準の為、私は出産6日目で退院をしましたが、子どもは、更に入院を続けることになりました。正直、一体どれだけ我が子は入院しなければならないのだろうと不安と、絶望と、なぜ私だけという気持ちでいっぱいでした。

授乳はどうするのか?

私が退院した後、授乳はどうするのか、すべてミルクになってしまうのか…と不安になりました。すると、看護師さんから、「明日から搾乳をして、母乳を冷凍させて病院に持ってきてください」といわれたのです。

どういうこと?と思いました。この時、私は、母乳を冷凍?、母乳を運ぶ?ということをしている人がいると言うことを一切知りませんでした。

母乳を運ぶ日々

早速、家に帰ってからは、入院していた時と全く同じ、3時間ごとの搾乳が始まりました。

搾乳した母乳は、母乳フリーザーパックという専用のパックに詰め、日時、名前を記入してすぐ冷凍させます。夜中の1時、4時も起きました。子どもの為と思うと頑張れることが、不思議でした。

冷凍させた母乳は、溶けないように保冷材とともに、病院に毎日運びます。13時からの授乳は、病院で直接させてもらい、それ以外の授乳は私の冷凍母乳とミルクで補ってもらいました。

↑これは、私が実際に使用した、ピジョンの母乳フリーザーパックです。このような商品があることさえ、知らなかったので、Amazonで買えることにもびっくりしました。

ピジョンの商品以外にカネソンの母乳バッグも使用しました。

カネソンの商品は、ピジョンより価格が高いのですが、パックを開ける時に内側を触らなくて済む工夫や、止める位置に両面テープがついているなど、あると助かる機能が充実していて、満足度の高い商品でした。価格がもう少し安ければ、こちらを使うと思います。

母乳を運ぶ日々を終えて

私の退院から1週間後、我が子は、驚異のスピードで体重が増加し無事に退院。

たった1週間という短い期間でしたが、母乳を運ぶ日々を体験して思うことは、よい経験をすることができたなということです。

自分がこの状況に置かれなければ、母乳を冷凍し運んでいる母親がいると言うことを知らないままだったと思います。私自身、退院直後は、歩くのもままならず、傷は痛み、病院までの道のりが辛い毎日でしたが、貴重な1週間でした。

次、出産することがあれば、低体重児にならないように、私自身が健康管理をきちんとしなければならないと思いました。貴重な体験でしたが、1度で十分です。

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