東京名物 人形焼
東京土産の定番の人形焼。
人形の形をしているから、人形焼かと思っていましたが、
人形町が発祥の為、人形焼と呼ばれるようになったようです。
人形町の人形焼
現在、人形町で、人形焼を買うことが出来るお店は、次の3店舗です。
- 重盛永信堂(大正6年創業)
- 板倉屋(明治40年創業)
- 亀井堂(昭和4年創業)
今回購入したのは、明治40年創業の「板倉屋」さんです。
板倉屋の人形焼
板倉屋の人形焼は、こしあんがたっぷり入った創業当時からの定番商品。
福徳の神である「七福神」を形どり、布袋尊、弁財天、恵比寿、毘沙門、大黒天、寿老人、弁財天を表現。
6人しかいない七福神にお客様の笑顔を足して、七福神にしてあげてください。ということのようです。
板倉屋は、人形焼をお店の中で焼いているので、お店に入るとどことなく甘い香りがしました。
焼き立ての人形焼が食べられるのも、このお店のいいところ。
店主さんが、焼き立てはあんこが熱いから気をつけてと言ってました。
保存料等を一切使っていないので、体にもいいですね。
そのかわり、日持ちは3日と短いので、買ったらすぐに食べないといけません。
今回は、お土産用に5個入り¥500とおやつ用に人形焼き1個、カステラ焼き(戦時焼き)を購入。1個からバラで買えるので、小腹がすいた時のおやつにぴったり。
カステラ焼き(戦時焼き)と言うのは、日露戦争後、あんこが入手しずらくなったため考案された商品。あんこがない分、かすてらに甘みを多く含ませたカステラです。
今ではこの焼き方も少なく、大変希少価値の高い戦時焼。
あんこが苦手な人でも、食べられておススメです。
↑これが、板倉屋のカステラ焼き(戦時焼き)と人形焼(右)。
焼き立てだったので、まだほんのりあったかかったです。
カステラ焼き(戦時焼き)は、生地がしっとりふわふわ。甘すぎず優しい味でした。
人形焼きは、こしあんがたっぷり入っていて、小さいのに満足のいく量でした。
あんこがねっとりしていて、あんこ好きの私は大好きな味でした。
本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした。
人形町で人形焼を購入したのは、今回が初めて。
重盛と亀井堂の人形焼も食べて、味を比較してみるのもいいかも。
<お店の情報>
場所:東京都中央区日本橋人形町2-4-2
営業時間:月~日曜日(9:00~売切れ次第終了)